「とりあえずローンありますか?」

怒りに震えていた。うん万円かけて腕を脱毛していたのに、硬毛化(脱毛したことによって毛が濃くなること、原因は不明。発症率は2〜3割ほど。背中と二の腕に出やすいとされている)によって私の二の腕は、無残なことになっていた。

 

そもそも、二の腕なんて女子はあまり生えない。が、しかし、剃るのがめんどくさい、そして目を凝らせば見えるといった程度。わたしは10ヶ月かけて脱毛をした。5回すれば満足を得ることができる。そう思い契約したのであった。しかし結果は

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22歳の乙女座(違います)には残酷な腕だ。こんなじゃ夏に半袖なんて着れない。わかってる、別に誰も悪くない。私も硬毛化になるかもしれないことを了承したのだ。でもまさかわたしが…?とりあえず脱毛したところへ電話をかける。

 

「二の腕硬毛化してしまったんですけれど、見てもらえますか?」

 

そう告げたのは一週間前ほどであろうか。もしかしたら硬毛化したらタダで何回かやってくれるのではないだろうか。契約書は捨ててしまった。もしかしたら、そう期待を込めて私はクリニックの前にたっている。

 

 

久しぶりにこのクリニックにきたな。三カ月ぶりにきたそのクリニックは、まさかもう一度踏み入れるなんて思っていなかった。医者を待ち、待機室で暖かいハーブティをいただく。医者、登場。腕見せろと言われたのでブラ一枚でこれぞとばかりに腕を見せる。

 

「硬毛化ですね」

 

んんんんななななことはわかっておるわ!!!!!!!どーみてもそうですゎ。砂漠にたんぽぽ咲いてるようなもんですよ。こんな濃い毛が生えるわけ…!!!!

 

 

「…どーすればいいでしょうか?」

「あと4.5回は当てましょう。では」

 

そう言い消えていった。クッソ〜〜〜8万(正確には7.5)かけて手に入れたのは生い茂った二の腕。二の腕の毛がクーラーでなびいているのは、気のせいだろうか。

 

「どうしましょうか?」

 

お母さんみたいな看護師登場。わたしの懐にすーっと入ってくる。冷奴の醤油みたいに気づいたら入ってきていた。

 

「お得なプランありますよ」

 

いやもう恵比寿行きづらいし、定期外だしなあ。「私はここではしない」という確固たる意志を持っていた。てかその手には乗らんよと思いつつもキャンペーンをペラペラめぐりながら見ていると、とある文字が目に止まった。

 

「学割?」

 

しまった、そう思うも遅かった。わたしの声は部屋中に響き渡っていた。

 

「そうなんですよ〜しかもなんと…」

 

お母さんは続ける。もしかしたらわたしは就職したら(できたら)関東に居ないかもしれないという旨を伝える。そしてこの二の腕では、半袖着れない、どうしようと、泣きそうになりながらお母さんに相談をしてしまっていた。関東にいなかったら期間を伸ばしてくれるというとのこと。つらいね、と投げかけてくれるお母さん。さっきの意志から、わずか1分ほどだろうか、、。

 

「ローン組みたいです、ローンありますか?」

 

もう遅かった、私はお母さんとここで脱毛することに決めた。うん十万かあ…ローンで返すか。まあなんとかなるだろう、そう思い私はまた悪魔と契約書を結んだ

 

 

「実はこの後空きが出たんですけど、今日していきますか?」

 

この後…友人とご飯を食べに行く約束だったが、申し訳ないと思いながら施術をすることに。少し遅れると連絡をいれる。今回は上半身。まぁ余裕だろと思い着替える。毛が薄いから痛くないだろ。頑張ろうね、お母さん。

 

部屋に入ってきたのは小娘だった。え、お母さんは??どうやらこの小娘は初めてらしい。お母さん2登場。小娘は目にタオルをかけるのすら忘れている(レーザーだから目に入ると何かアレらしい)、なんか下手、というよりかはこの子脱毛したことあるんか?脱毛機を通じて脱毛に対する思いが伝わってこない。私は脱毛大好きですよ、という気持ちが心に語りかけてこない。でも誰しも通る道。私で好きに練習するがいい。それで上手くなったら、きっとこの日本を変えられるだろう、頑張りたまえ…となぜか上から目線で微笑んでいた

 

 

 

って

 

めっちゃ痛い!!!!!!

 

なに?上半身だよね?腕とか痛くないはずだよね?焦げてる焦げてる焦げてるなんでこんな痛いん??!?YAGって機械だからか?小娘の練習台となりながらもがく。痛みにわからない人のために言うと、火のついたコンパスを根元までグサグサさしてるような感じ。これ、私の全身がVIOにでもなったのだろうか???常に痛い。死ぬんか私。

 

お母さん2「痛い?大丈夫?」

 

わたし「いや〜…気合いで大丈夫です」

 

痛いと言うと、出力下げられてしまう。これは回数制なので、なるべく出力高めにしてもらいたい。痛いと言うと下げられてしまい、効果に差がでてしまうのである。

 

お母さん2「汗がつたってるわよ、ふふ頑張りましょう」

 

そう微笑みながら声をかけてくれる。めっちゃ痛いので手を握ってもらえませんかな?相変わらず手は激痛。なんで?まじで痛いんだが。これは寝れる感じではない。小娘は頑張っているようだった。

 

上半身の範囲は、

腕・ワキ・デコルテ〜へそ・うなじ・背中〜腰

顔は次回。

痛さ

腕 すごく痛い(脱毛何回かしている)

ワキ  とても痛い(脱毛何回かしている)

デコルテ まあ痛いが我慢は可能

胸らへん まあ痛いが我慢は可能

へそらへん たまに痛いが大丈夫

うなじ ※後に 

背中・腰 たまに痛いが大丈夫

 

 

 

ほとんど痛い。そして脱毛をすでにしている腕とワキがとても痛い。何度やめてくださいと言って裸で部屋の中で暴れまわろうかと思ったくらい痛かったが、そんな度胸は持ち合わせていないのでひたすら我慢をする。

 

あと乳首。乳首の周りの毛ってどうするんだろ?ってか乳首の周り触られてるとたってくるよね?男女関係なしに。わたしは相手が医療関係者だったら恥じらいを感じない。痔でもなんでもおっけ。気にしないのだが、やはり乳首はー…神聖という領域だからだろうか、少し照れてしまう。VIO脱毛してるときってたぶんみんな濡れると思うんだよ、でもまあジェルとかでわかんないか、そもそも濡れてることに気づかないって人が多いと思うんだよね。しかし、乳首が立ってるか否かはーーーーー。たぶん見ればわかる問題なのである。目を隠されていても神経を乳首に集中させればわかる、たっている、やっぱり恥ずかしいね、お母さん2ならまぁいいんだけど、さっき下手とか言ってごめんね小娘ちゃん。私で上手くなってくれればそれが私の本望である。

 

乳首の話は置いといて、うなじ。うなじって痛いってウワサなんですよね神経たくさんあって、これまさか今回1番痛いのでは?と思っていたところになぜかうなじはお母さん2がやってくれた。うん、痛みは感じるがしかし力の入れ方、機械の離し方、全てがうまい。やはりこういうのは経験を積んでうまくなる。何事もそうであろう。練習積めば大抵の人がうまくなる。次回に期待することに。

 

 

そして背中。ここから自慢入るので是非見ていただきたい。先ほど記述した通り背中はたまに痛い程度。時が経つのを願っているとお母さん2が「天使のえくぼあるのね、すごいじゃない」なに?天使のえくぼとは??どうやらお尻の上らへんのくぼみのことらしい

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余分な脂肪ないってマジ?脂肪だらけなんだが?でもまあラッキー。ある人教えてください、見せ合いっこしましょう。

 

これでワンチャン(死語)狙ってる人に、

「天使のえくぼ…見る?」

って言えるって気づいてニヤニヤしちゃいます